リフォーム事例
事例1 | アパート一棟室内リフォーム及び自転車置き場設置 |
事例2 | 貯水槽からの水漏れ | 期間 | 2時間 |
金額 | 2~3万 | ポイント | 巡回して問題点早期発見 |
事例3 | 水漏れを未然に防止するストッパー付ニップル | 期間 | 15分 |
金額 | 5千円 | ポイント | やらなきゃ損! |
事例4 | 屋根ひび割れの事例(2014年6月) | 期間 | 1ヶ月 |
金額 | 100~150万 | ポイント | 早めの交換 |
事例1:アパート一棟室内リフォーム及び自転車置き場設置
オーナー様より、空室対策をご依頼をいただき、リフォームの提案を行いました。
最初にアパートの周りを確認したのですが、草ぼうぼう・階段が完全に腐っていて…。
自転車置き場もない。
部屋の中を見ると…
キッチンのCFのデザインがダサすぎる。改善すべき点が多すぎて困りました。
オーナーの希望としては、「なるべくお金をかけないでリフォームしてほしい」とのこと。
建物の躯体は手を入れないことにして、賃貸するにあたって最低限の提案をしました。
改善1:洗濯機置き場。洗濯機置き場がベランダなのです。
ベランダに洗濯機があると冬は寒く、夏は暑い。さらに洗濯機が壊れやすいと良いことなしです。
洗濯機置き場を部屋の中にと考えましたが、部屋の中にスペースがありません。
部屋のサイズに対してキッチンが大きすぎるので、小さくすることを考えました。
全部で2.5m近く。そんなにいらないですよね。
右隅に洗濯機置き場をつけました。
左側のガスコンロ置き場は経費削減のためにもとからあったものを使いました。
窓の場所は変わりませんのでもともとどこまでキッチンがあったかわかると思います。
これで洗濯機置き場を確保しました。
改善2:ガスコンロ。色が違いすぎますよね。やりましたよ。
経費削減なので、私がカッティングシートを買ってきて色を合わせました。床のCFも張りかえました。
改善3:お風呂。バランス釜という昔のタイプだったので交換しました。外に給湯器を設置して追炊機能付き!
改善4:トイレ。小さな折りたたみの洗面所設置を提案しましたが、費用で却下。
代わりにトイレのタンクで手が洗えるタイプのトイレに変更。
改善5:インターホン。テレビモニターインターホンもつけました。
改善6:壁と床。壁紙を交換し、畳をフローリングにしました。
改善7:ドアの取っ手。変えました。細かいですがこういうのは非常に重要!
ビフォーとアフターの間取り図です。
なるべくお金をかけたくなかったので基本的な間取りはいじってません。
使えるものを最大限使った形です。
ふすまも交換したかったのですが、こちらは次回ということで。
改善8:照明器具。見た目のいい照明を設置しました。
細かいところもいろいろ手を入れました。
次に外も変えます。
改善9:門扉。壁を壊してコンクリを張って門扉を付けました。
改善10:自転車置き場。シールを張って設置。
今まで自転車置き場がなかったので、道路に自転車やらバイクが置いてあり、通行者や車の邪魔になっていたそうですが、たまたま見ていた近所の人にすごく感謝されました。
改善11:外壁。見た目が悪い壁です。ところが予算がありません。
まずは、高圧洗浄で壁を洗浄。
みるみる汚れが落ちていきます。
養生をして、シーラーという下塗り剤を塗り、
完成です。(階段上の波板は次回・・・)
4部屋空室でしたが、2カ月で満室になりました。
空室対策等、リフォームについてもご相談ください。
事例:2 貯水槽からの水漏れ
管理マンションより、水が漏れていると連絡があり、現地訪問してきました。
貯水槽からオーバーフローしてしまってます。
ポンプ事態は作動していますので、普通に水は使えます。
使っている人はわからないのですが、水道代は高くなります。
写真で見てわかりますでしょうか?
完全にタップが水に沈んでいます。
トイレのタンクにあるボールタップと同じ仕組。これが水に浮かんで、水を止めなければいけないんです。
このバルブ、近所のホームセンターで売っていればよいのですが、私は売っているのを見たことがありません。
今回は交換できました。
この事故の問題点は、入居者が気がつかないこと。
水漏れに誰かが気がつかないと、ずっーと水が出っぱなしになってしまうことです。
定期的な現地確認、巡回が大切になります。
弊社は巡回清掃業務も行っています。
心当たりがある方は巡回清掃業務をすることをおすすめします。
水漏れのトラブルはとても怖いです。
事例3: 水漏れを未然に防止するストッパー付ニップル
水漏れなんて考えたことがない人がほとんどだと思います。
管理業をしていると水漏れ事故は結構多いです。その中の一つが、洗濯機のホースです。
この蛇口の先に洗濯機のホースをつなげるわけです。
通常、使うときは蛇口を開けっぱなしにして、洗濯機のスイッチをいれると洗濯機の中に水が入ってくるシステムです。
ところがこの蛇口につながっているホースが、外出中に外れてしまうことがあるのです。
そうなると、水がジャージャーもれて、下の階まで水浸しになることあります。
水が漏れてクロスや床がびしょびしょになるだけならまだしも、電気コンセントやジョイント部分などが水に濡れてしまうと火事になることもあります。
上記の物をストッパー付きニップルといいます。
これがあると、もし万が一ホースが外れてもストッパー付きニップルが作動して水が止まります。
ライフアシストでは、このようにストッパー付ニップルが付いていない物件にはなるべく付けてもらうよう、オーナー様に提案しています。
本当にちょっとした心遣いです。トラブルが起きない限り、気づくこともないですね。
ライフアシストは、トラブルを未然に防ぐことがもっとも大切だと考えています。一つひとつは小さなことでも!
事例:4 屋根ひび割れの事例(2014年6月)
東京都北区の弊社管理物件にて、お風呂の点検口を開け、チェック中にに水漏れを発見。
業者さんに屋根に上ってもらったところ、屋根の瓦割れがあっちこっち何か所もあることが発覚。
昔の建物なので、防水シートを張ってない可能性が高く、瓦の全面交換をオーナーに提案しました。
瓦を一枚直しても、次の瓦が割れるとまた建物が浸水してしまうからです。
瓦をはがしてみましたが、やはり予想通り防水シートがありません。
瓦をすべてはがし、防水シートをきっちりはります。
今回は瓦よりもうんと軽い鋼板を使いました。
ほぼ完成です。今後雨が降っても安心です。
弊社には建物診断士ホームインスペクターいます。建物の管理・修繕も任せていただけます。