置き去りの自転車警告文
新たにアパートの管理契約を結ばせていただきましたお客様物件に訪問してきました。
おそらく10年は使っていないであろう自転車がたくさん放置されていました。
タイヤがパンクしており、自転車がさびてそのさびがコンクリにしみ込んでいる場所もあるくらいです。
賃貸アパートですから、入居者が引っ越しをするときに、自転車を置いていくのです。
私が、管理を任せていただいた際には、この様な放置自転車がある場合には、放置自転車の撤去を最初に行います。
なぜなら、放置自転車があると、「自分も引っ越しの時に自転車置いていっていいのかな?」と思うかもしれません。また
「自転車が放置されて、汚い自転車置き場だからゴミを捨ててもいいだろう」といってゴミを捨てたり、
「建物汚してもいいだろう」と思うかもしれません、そうすると「滞納してもいいだろう」と思うかもしれません。
入居者がルーズになるのです。
さらに、お部屋に空室ができて、入居者を募集しても汚い自転車置き場をみて「あそこに自転車置きたくない」→「住みたくない」
となって空室期間が長くなることが考えられます。2部屋3部屋とあくようになると大変です。
若干費用はかかりますが必ずやった方がいいです。
建物をきれいに保つことも、空室対策なのです。
ではどのように対応するかですが、
いくつかポイントがあります。
ポイント1 警告文をはった日にちを書く
ポイント2 連絡もらえなかった場合は撤去するという期日を記す。
ポイント3 写真で証拠を残す。
理由としては、あくまでも自転車は、おそらく放置自転車で間違いないのですが、所有権は置いて行った人にあるのです。
勝手に撤去して、損害賠償請求をされては困ります。(弁償しなければなりません)
ただし、こちらとしても管理を受けたものとしてアパートの美観を保つ必要がありますので、警告文を張って、期日を求めて
それでも連絡がなかったから撤去したという合理的な理由が必要なのです。
そして、そのあとは定期的に物件のチェックをして、お掃除をすることをお勧めします。
ご自分で掃除するのが面倒であれば、ひと月に1回くらいは、有料になってしまいますが巡回清掃もございます。
アパートの清掃のことなども、お気軽に何でもぜひご相談ください。