ご相続された土地の売買① 「売却準備編」
みなさまこんにちは!
ライフアシスト売買担当の沼田です。
この度、弊社とよく協業している士業の先生からのご紹介で
ご相続で取得された不動産の売却を弊社でお手伝いすることになりましたので、
その過程を今後、連載形式でお届けしてまいります。
さて、皆様「土地の売買」で弊社のような不動産会社がする仕事って
どのようなイメージを持ちますか?
一番多いのは売主様と買主様をお繋する”仲介”のイメージでしょうか。
実は”仲介”のお仕事って、我々のお仕事では最終段階なんです。
売却する為に事前準備として、不動産会社は様々な専門家をアレンジ・手配しています。
今回はそんな普段はあまり表面化せず、目に触れることのない
不動産会社が売却するために動いている「売却の為の事前準備」をお届け致します。
~~~~~~~
今回、お預かりした不動産は、
前述の通り、ご相続した不動産(古屋ありの土地)の売却です。
売却するには、建物を解体して、土地を測量をして
買主様にお譲りする予定です。
まずは解体、、、と思いましたが
建物内には荷物がギッシリ!
解体するにもまずは建物の中を片付けなければなりません。
そこで、
事前準備① お荷物を処分するための処分業者様の手配
3-4社見積もりをとり、一番お安くご処分いただける業者様をご紹介いたしました。
プロにお任せして約2日間で無事、お荷物の処分は完了!
流石はプロ、仕事が早い!
お荷物処分中の様子はこちら
処分後の室内
大変スッキリしました!!
(あまりに綺麗になり、少し感動しました笑)
余談ですが、
よく遺されたお荷物を、週末ごとに相続人の皆様が集まり地獄のお片付け・・・なんてお話を耳にします。
体力的にも精神的もかなり大変だと思います。
私はこのようにお荷物が大量にあるケースは、形見分けの品、思入れのある品、高価な品、
権利証や契約書といった重要書類以外はプロの処分業者様に全てお任せしたほうが良いと考えています。
理由は、お荷物処分は体力的にも精神的にも大きく疲弊してしまいますし
処分費用は売却の経費に計上できますので、売却益がある場合などは譲渡税等が軽減される効果もある為です。
(楽ができて税金が減るのであれば、お願いするほかないですね!!)
事前準備② 家屋を解体するための解体業者様の手配
お荷物を片付けたあとは、建物の解体です。
上記と同じように3-4社見積もりをお取りしましたが。
今回は、2番目にお安い業者様にお願いをする予定です。
なぜ2番目なのか?
それは、次の項目「建物解体費助成金」に関係します。
事前準備③ 解体費助成金の申請
大田区では木造住宅解体費用のうち、最大75万円(注1)が助成されます。
これを知っているか否かで、売主様のご負担が大きく変わってまいります!
この助成を受けるためには、”大田区内の解体業者様”に発注頂かないと助成が受けれない為、
2番目にお安いところ(大田区内の事業者様)にお願いする予定です。
当初、100万円ほどの解体費用でしたが、助成をうまく使う事で、
売主様のご負担は約半分の50万円ほどになる予定です。
また今回は助成関連の申請作業も弊社で代行していく予定です。
その様子もまた次回以降お伝えしたいと思います。
注1・・・助成を受けるためには諸条件があります。
詳細は、ライフアシスト株式会社にご相談頂くか
大田区役所のホームページ
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/machizukuri/bousai/mokuzoujyokyaku.html
をご確認ください。
事前準備④ 隣地との境界を確定する為、測量士・土地家屋調査士様の手配
土地の売買には境界の明示が必要になってきます。
境界の明示とは、自身の土地と隣接地の境がどこにあるのかを明示することです。
こちらは約30年前、本土地を測量作業をしてくださった土地家屋調査士様がまだ現役で、
売主様も数年前に別件で測量されたとのことで、同じ家屋調査士様にお願いさせて頂きました。
~~~~~
このように売却前の準備段階で不動産会社というのは色々動いております。
(その他、物件調査に区役所へヒアリングしに行くなど、まだまだありますがここでは割愛致します。)
全ては、お取引いただく売主様・買主様に安心安全なお取引と
気持ちよく最後までお取引いただきたく為の準備になります。
ライフアシスト株式会社は大田区千鳥にある不動産会社です。
東急池上線の池上駅、千鳥町駅、久が原駅周辺
東急多摩川線の矢口渡駅、武蔵新田駅、下丸子駅周辺
は、特に得意としているエリアです。
売買をご検討の方は、是非、千鳥町にございます、
ライフアシスト株式会社に足をお運びください!
スタッフ一同、心よりおまちしています!