離婚をお考えの方必見!離婚前の準備リストについて解説します!

パートナーとの関係性が悪くなり離婚を考えている場合、離婚に際し、「どのような条件をだせばいいのか」「どのようなものを準備したらいいのか」といった点を悩んでいる人も多いのではないでしょうか。この記事では離婚に際し、条件を交渉するときに準備するものや離婚手続きに必要な書類について解説します。

 

□離婚する条件を交渉するのに考えておくこと

離婚しても人生は続きます。感情のまま離婚してしまっては特に専業主婦などの収入源がない場合は、離婚後たちまち生活苦に陥ってしまうかもしれません。そのため、お互いに離婚する条件を考えておき、交渉する必要があります。交渉しなければいけないものは一般的に下記の条件が挙げられるでしょう。

 

・財産分与

・慰謝料

親権

・養育費や面会の回数

 

これらの条件を離婚前に決めておかなければ、離婚後にはなかなか決めることができません。離婚してしまうと、面会することすら難しくなりますので、離婚が決まる前までに最低でも上記の条件は決めておきましょう。

 

特に注意するのは財産分与です。財産分与とは、婚姻期間中に築いた財産を離婚の際に夫婦間で分配する制度のことです。離婚を切り出した後だと、相手方に財産を隠される可能性もあるため、配偶者がどのような財産を保有しているのか、自分が保有している財産はどのように分配することができて、どの程度の価値があるのかを離婚前に把握しておきましょう。離婚後にトラブルとなりやすい交渉事といえます。

 

□離婚する場合に準備しておく書類や必要なもの

上記の交渉ごとがまとまると、離婚に向けて書類の準備などが必要となります。

離婚に関して必要なものや書類は下記の通りです。

 

・離婚届

・転入出届

・保険の名義変更や国民年金の名義変更手続き

・印鑑登録

・離婚に関する取り決め書

 

離婚届はもちろん必要になりますが、離婚によって自宅を離れ、別の場所で生活する場合、転入出届を提出しなければいけません。また、一般的に夫の方が世帯主であり、奥様を扶養しているケースが多いでしょう。この場合、奥様が年金や健康保険手続きを行う必要があります。

 

更に奥様の場合は苗字が旧姓に戻りますので、免許証や通帳などさまざまな書面の名義変更が必要になります。どちらかといえば、奥様の負担がより多くなりますので、どのような手続きが必要なのかをしっかりと理解し、離婚までにスケジュールを建てておくことがポイントです。

 

その他、不動産を夫婦共有で所有している場合は、財産分与でどちらか単独名義に変更し住み続けるか、夫婦で協力して第三者に売却するか等の手続きも必要になります。

 

□まとめ

離婚に際して、さまざまな内容を取り決めする必要があります。このような取り決めをしっかりしておかなければ、後々大きなトラブルや生活苦になってしまうでしょう。関係性が冷え切ったとしても、しっかりと条件を取り決めた上で離婚に踏み切らなければいけません。新たな生活を快適に過ごすためにもとても大切な準備です。