共有名義の不動産を売却する際の注意点とは?不動産売却をお考えの方は必見!

「不動産の共有名義って?」

「共有名義の不動産を売却する際の注意点を知りたい」

不動産売却を検討中で、このようにお考えの方はいませんか。

そこで今回は、不動産の共有名義の基本について解説します。

共有名義の不動産を売却する際の注意点も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□共有名義の基本をご紹介!

共有名義とは、不動産の所有者を複数人で共有している状態のことで、

単独名義とは、一つの不動産を一人で所有する状態のことです。

例えば、夫婦で不動産を購入する際に、夫と妻でローンを組んだ場合、両者が出資者となるので共有名義での契約となります。

基本的に出資者や相続したときの割合によって名義人は決定され、それぞれに持分という割合が決められており、

持分のある者はその割合に関係なく、所有者としての権利を持っています。

共有不動産を売却する場合は、名義人全員の同意が必要となるため、共有者同士の話し合いが進展しない場合、後々親族や関係者などの関係性に悪影響を与える可能性も大いに考えられるので、十分に注意しましょう。

□共有名義の不動産を売却する際の注意点をご紹介!

ここからは、相続した共有不動産を売却する際の注意点を2つご紹介します。

*手続きしやすいのは換価分割

相続した不動産を売却する際に、相続人が複数いる場合は、まず共有名義に登記をしてから売却するのが原則でしょう。

しかし、不動産が共有になると手続きが大変になるので、相続では換価分割が認められています。

換価分割では遺産を現金化してから分割するため、全員に平等に分割でき、

結果的にトラブルの可能性を抑えられるでしょう。

*遺産分割協議前のトラブルについて

遺産分割協議を行う前に相続人の一人が不動産の持分を処分してしまうとどうなるのでしょうか。

遺産分割協議前でも法律で定められた割合の持分を持っているので、自分の法定相続分を売却する権利があります。

しかし、遺産分割協議前に相続人の誰かが自分の相続分を第三者に売却した場合でも、他の相続人がその相続分を払い戻せます。

これを「相続分取戻権」といい、相続分の売却から1ヶ月以内であれば売却先の第三者に代金を支払い、相続分を取り戻せます。

以上が共有名義の不動産を売却する際の注意点になります。

トラブルを防ぐためにも、これらの注意点はしっかりと確認しておくようにしましょう。

□まとめ

今回は共有名義の基本と、共有名義の不動産を売却する際の注意点をご紹介しました。

不動産売却を行う機会はあまりないため、不安に感じている方も多いでしょう。

不動産の仕事を通してお客様の人生の安心と信頼を提供させていただきますので、お困りの際は安心して当社にお任せください。