全日ステップアップトレーニングin全日東京会館

宅地建物取引業務の知識

先日、全日ステップアップトレーニング(売買基礎編)に行って参りました(*^^*)

10:00~16:50まで、「宅地建物取引業法と従業者の基本的心得、セールス実務」

「物件調査と価格査定」「契約書の知識」「重要事項の説明」「契約書の締結、決済、引渡し、登記」

について、学ばせて頂きました!

内容の事は、次回のブログに書かせていただくとしまして、まず今回は、宅建がなぜできたのかを

書きたいと思います。

宅建は昭和27年に登録制としてできました。免許になったのは昭和39年のことです。

昭和27年というのは、戦争が終わって7年たったころです。太平洋戦争のあと、日本ではどうなって

いたかというと、外国へ行っていた兵隊さんが多く、負けて日本に帰ってきたら、まず、日本で家をさがし、

家に住まなくてはなりませんでした。仕事がなかった兵隊さんが無資格なおかつ無資本でできた土地を

仲介してもうける人がたくさん出てきました。すると、悪いことを考える人も増えてきたので、宅建業法

ができたのです。

突然国家資格にすると、失業者が増えるので、最初は登録制だったそうです。

時代は移り行き、昭和39年には免許制にかわり、今となっては、会社の中で5人に一人は宅地建物取引士が

いないといけない世の中になりました。

昔は不動産やは【せんみつや】(千にひとつもちゃんとしたことを言わない)という、信頼のない不動産業

として、悪口を言われた時代があったそうです。

不動産業は信頼産業にならないといけないと言われていたということは、信頼されていなかったという

ことになります。

今現在は、法案改正で国会で全一致で宅地建物取引主任者から宅地建物取引士に変わったということもあり、

士業となりました。

その心は、国にとっても、国民にとっても大事な不動産を取り扱う人は、士を名乗ってよいということです。

これからはさらに、安全で安心な取引ができますよう、心がけて参りたいと思います。