2016年の路線価について「稼げる土地と稼げない土地」

原稿の依頼をいただき、路線価について、2年前にも書いていたのですが、2016年バージョンにして書き直しました。

2年前の記事とつなげて読むと面白いかもしれませんね。

2014年は、東京都の路線価がプラスに転じた年でしたが、その後は2016年まで3年連続で路線価が上がりました。

全国平均ですと2014年はマイナスだったのですが、2016年は0.2%の上昇とのことで

プラスになったのは、リーマンショック以降8年ぶりとのことで、、7月2日の新聞の一面にたくさん載ってましたが

全国平均なんてまったく意味がないと思います。なんとなく傾向はわかりますが

大切なのはその土地自体が持つポテンシャルなんです。

ブログに載せます。

 

 

2016年の路線価が7月1日に発表になりました。路線価が昨年に比べて全国平均で0.2%上昇しました。というニュースが流れました。

このニュースだけを見ると日本全体の土地の値段が上がっているように感じます。

実際、1位は東京都で2.9%の上昇、2位は宮城で2.5%とプラスです。

東京でも銀座や新宿は10%以上地価が上がっているところもあるのです。

2020年東京オリンピックへの期待感が地価をあげています。

逆に最も下がったのは秋田県でマイナス3.9%、愛媛2.1%です。

今後、不動産は「稼げる土地」と「稼げない土地」の二極化の時代が来ると思います。

「稼げる土地」とは家賃収入などの利益を生み出すことのできる土地、「稼げない土地」はそれができない土地です。

東京でも都心から遠い・駅から遠いケースでは、仮にアパートを建てても新築の時は満室になっても年数が経つにつれて空室が増えてくることも十分に考えられます。

もし「稼げない」と思われる土地・不動産がある場合、「資産の組み換え」をお勧めします。