マンション売却をするとき管理組合にはいつ連絡する?
マンション売却をする時は、管理組合に連絡をしなければなりません。しかし、管理組合へはいつ連絡すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。管理組合に連絡する最適なタイミングや、管理組合に提出する書類はいつ渡せばいいのかが分かればスムーズにやり取りできるでしょう。それでは、マンション売却をする時、管理組合にはいつ連絡するのかご説明しましょう。
□マンション売却をするとき管理組合にはいつ連絡する?
結論から言えば、マンション売却をする時は、売買契約が終結し決済までの間に管理組合に連絡しましょう。
これは国土交通省のマンション標準管理規約に記載されている通り、マンションを売却して所有権が移転された時点で管理組合員の資格がなくなります。いつまでも組合員の資格を有しているのは様々なトラブルに繋がってしまうため、新しい所有者の決済が終了した直後にすぐ管理組合に連絡するのが得策です。
管理組合に連絡するといっても電話等で行うのではなく、組合員資格喪失届を提出しましょう。もしも管理組合に連絡しなかった場合、管理費や修繕費をいつまでも支払い続けてしまうので、必ず連絡することが大切です。
□管理組合への書類提出について
管理組合に連絡して組合員資格喪失届を提出しますが、書類を提出するタイミングは決済と引き渡しが行われた直後がベストです。基本的にマンションを売却した時は売買契約が完了した後に引き渡しと決済が行われるので、その流れで組合員資格喪失届を提出すると混乱せずスムーズにやり取りができます。
スムーズに手続きを進めるためにも、管理組合にマンションを売却することを事前に伝えておきましょう。その時にどんな書類を提出すればいいのか、手続きの流れはどのように行われるのか把握しておくと、よりスムーズになります。
ここで書類の提出を忘れてしまうと、売却したはずのマンションに住み続けているという扱いになります。こちらが気づくまで引き落としが続く上に、気づいた時に払い戻しをお願いしたとしてもいつから不要な引き落としが発生していたのか遡ることになるので管理組合に迷惑をかけてしまいます。売却に際してトラブルにならないためにも、忘れずに書類を提出しましょう。
□まとめ
マンションを売却する時は、引き渡しと決済が行われた直後にすぐ管理組合に連絡しましょう。売却したマンションの所有者の資格をなくすために書類を提出しなければなりませんし、どんな流れで手続きを進めればいいのか知る必要性があります。もしも書類の提出を忘れてしまうと面倒なことになるので、忘れずに連絡をして書類を提出しましょう。