中古マンションの寿命はどれくらい?中古マンション購入を検討する方必見です!

中古マンションの購入をお考えの方の中には、中古マンションの寿命について気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

理想のマンション購入を実現するためには、その物件の寿命について知っておく必要があります。

この記事では、マンションの耐用年数と建物寿命の違いやマンションの建物寿命はどれくらいかについて紹介していきます。

 

□耐用年数と建物寿命の違いについて

似たような言葉として耐用年数と建物寿命という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

耐用年数とは、所得税などの税金を計算する際に、建物の構造別に統一された基準で減価償却の計算をするために法律として定められている数字を表すものです。

そのため、この数字はマンションの寿命を表すものではありません。

あくまでも、このような計算をする際に使われる数字にすぎないのです。

 

一方で建物寿命は、その建物に住める年数を表しています。

そのため、中古マンションの寿命を調べる際は、耐用年数ではなく、建物寿命を参考するようにしてください。

 

□マンションの建物寿命について

次にマンションの建物寿命について紹介します。

 

国土交通省の調査を参照すると、鉄骨鉄筋コンクリートや鉄筋コンクリートで作られているマンションの建物寿命は120年程度だと言われています。

定期的なメンテナンスを行っていれば、150年程度持つとも言われています。

 

日本では築年数が100年以上を誇る居住用としてのマンションは存在しないのでイメージしづらいかもしれませんが、海外ではこのようなケースはよくあります。

しかし、これまで日本ではこのような古いマンション物件は取り壊されるのがほとんどで、40年近くで解体されることも珍しくありませんでした。 

国土交通省が2013年に発表しているデータによると平均68年でマンションが取り壊される傾向にあるというデータもありますが、マンションの修繕工事に用いる材料等も進化しており、マンションの建物寿命は年々伸びている傾向にあります。

 

*中古マンション購入時のポイントに関して

マンションの購入を検討する際に非常に大切なポイントとなるのが、修繕がしっかりと行われているのかどうかです。

先ほど鉄骨鉄筋コンクリートや鉄筋コンクリートで作られているマンションの寿命は120年程度だと紹介しましたが、適切なメンテナンスが施されていない場合には、50年程度でかなり老朽化が進んでしまうケースもあります。

 

  

□まとめ

この記事では、マンションの耐用年数と建物寿命の違いやマンションの建物寿命についてご紹介しました。

大田区、池上線沿線で中古マンションの購入をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。