土地売却の際に必要な書類って何がある?

土地売却には必要な書類や費用が多く存在します。手元にある書類や役所に取りにいかないといけない書類など種類も取得時期、場所もさまざまなものが必要です。ここでは土地売却に必要な書類と土地の引き渡しに必要な書類を解説いたします。

 

□土地売却時に必要な書類とは?

土地の売却手続き開始から売買契約締結について、一般的に必要となる書類の例をご紹介いたします。不動産の種類や売却方法により異なりますので注意しましょう。

 

*身分証明書

運転免許証や健康保険証、有効期間内のパスポートなどです。

本人確認をするために提示が必要です。

 

*住民票

登記上の住所と現在住民票を置いている住所が違う場合、3か月の有効期間内の住民票が必要です。

 

*登記済権利証もしくは登記識別情報

土地を購入、相続、贈与などがあった場合に法務局から発行される書類です。

売却をする土地の本当の所有者か確認するためのものです。

紛失している場合には司法書士の本人確認が必要で費用が発生しますのでご注意ください。

 

*実印・印鑑証明書

3か月の有効期間内の印鑑証明書と対応する実印が必要です。

 

*固定資産税納税通知書

市区町村より毎年2月ごろ郵送で届く土地の評価、固定資産税額が記載してある書類です。

紛失されている場合は、市区町村で発行してもらえる固定資産税評価証明書で代用可能です。

 

*印紙または印紙代

土地売買契約書に貼付する印紙です。

代金は土地売却の金額により変わります。

 

*仲介手数料(半金)

土地売買契約の締結時に不動産会社へ支払う仲介手数料の半金が必要です。

(状況によって異なる場合があります)

 

□土地売却時にあると良い書類とは?

*土地の測量図・境界確認書

土地の測量図とは土地の境界が明示されている書類で、境界確認書とは明示されている境界が正しいと隣地が認めて記名、押印したものです。

まだ作成していない場合は不動産会社に相談ください。

 

*物件状況報告書

土地の状況を詳細に記載した書類です。

土地の所有者が状況を不動産会社に伝えて、不動産会社に作成してもらいます。

(契約内容によって不要になる場合があります)

 

土地を含む不動産の引き渡しに必要な書類とは

ここでは土地売買契約締結時のときに必要なものに加えて、引き渡しのときに必要な書類などを挙げていきます。

 

*銀行口座書類など

土地売却の代金の振込みをしますので、振込先銀行の通帳やキャッシュカードが必要です。

 

*抵当権抹消書類

土地を担保に金銭を借りているときは、借りている金融機関に抵当権抹消書類を準備させる必要があります。

 

*仲介手数料(残金)

土地売却の引き渡しのときに残りの半分の仲介手数料を支払います。

(状況によって異なる場合があります)

 

*鍵

売却した物件の鍵が必要になります。

 

□まとめ

今回は、土地売却に必要な書類と引き渡しに必要な書類を説明しました。紛失しても代用できるものがあったり、今後作成していくというものもあります。代用、書類作成に費用がかかるケースもありますので、詳細は不動産会社に相談ください。弊社ではこの相談も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。