実家を売却するタイミングをご紹介!

実家を売却するタイミングについてご存知でしょうか。

住まなくなった実家を放置すると様々な問題が発生するため、未然に問題を防いでいただくことが重要になります。

そこで今回は、実家を売るタイミングについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□実家を売る適切なタイミングとは?

実家を売るタイミングはいつが良いか悩まれる方は多いかもしれません。

適切なタイミングで売却できなければ、最終的に空き家になる恐れがあります。

空き家になった際には、様々な問題が引き起こり、具体例として

・維持費がかかる

・管理ができていなかった場合、事件や事故の原因になる

・不動産の価値が下がる

などが主に挙げられる問題になります。

 

そのような問題を起こさないためにも自分で管理ができない方は実家を売る適切なタイミングをあらかじめ知っておく必要があります。

 

*所有者が健康のうちに売却を完了しましょう!

実家は所有者が健康なうちに売却を完了していただくことをおすすめします。

それは、死亡したり、入院したりして自分の意思で判断できなくなる恐れがあるためです。

所有者の意思で売却が可能なため、その売却資金を老後の生活費、あるいは医療費などに充てることが可能です。

売却によって得た資金を子どもや孫に生前贈与することも可能でしょう。

  

注意点としては、家を売却する前に、今後の住まいについて慎重に検討しておく必要があります。

息子や娘夫婦の家との同居、あるいは老人ホームや介護施設などの入居が考えられるかもしれません。

 

どのような状況になったとしても、実家が空き家になった後のことを考慮することが大切です。

所有者が元気なうちに処分するのが望ましく、万が一、認知症などになり判断能力を失えば、成年後見人としての申し立てが行われないと、家を売却することができません。

 

成年後見人とは、精神上の障害により判断能力を欠く状況にある人の財産保護を目的に、家庭裁判所により選定されて財産保護や身上監護を行う人のことを言い、成年後見制度を利用すると、労力と費用を要するため、元気な状態のうちに決断しておくことをおすすめします。

 

なお、成年後見制度を利用したとしても、実家の売却には家庭裁判所の許可が必要になりますので、必ず売却ができるというわけでもありません。

 

□まとめ

今回は、実家を売るタイミングについて詳しく解説しました。

実家の売却を適切なタイミングでしなければ、最終的に空き家として様々なリスクを負うことになります。

所有者が健康なうちに売却を完了しておくとトラブルを未然に防げるため、心がけて実践しましょう。