一戸建て売却でトラブルに遭わないために!事例と対処法をご紹介
一戸建ての売却を検討している方の中に、売却活動中に発生するトラブルについて懸念される方もいらっしゃるかもしれません。
物件の売却時のトラブルを回避して、スムーズに手続きを進めたいですよね。
そこでこの記事では、一戸建て売却の手続きを行う際によく発生するトラブルの事例とその対処方法について紹介します。
□手続きを行う際によく発生するトラブルの事例について
まずは、一戸建て売却の手続きを行う際によく発生するトラブルの事例について紹介します。
1つ目は、残置予定物に関するトラブルです。
中古一戸建てを売買する際には、残地予定物に関して売主・買主間でしばしばトラブルになることがあります。
例えば、ガス給湯器などの住宅設備は、そのままの状態で買い手に引き渡すのが一般的です。
これらの残地予定物は、あらかじめ「設備表」という書面にて設備の有無や撤去するのか否かが記載されています。
しかしその設備表に記載されている通りに従わない場合には、トラブルに発展する可能性が非常に高くなります。
しっかり設備表の内容を確認するようにしましょう。
2つ目は、住宅設備の故障に関するトラブルです。
先ほど紹介した設備表には、住宅設備の故障不具合の有無等も記載されています。
そのため、売主側は住宅設備に何らかの故障がある場合は、きちんと記載しておく必要があります。
設備表中の「故障不具合」欄を「無」として引き渡した設備に故障不具合が発見された場合、一般的には引き渡し完了日から7日以内であれば買主から故障した主要設備の修復を売主に請求することができます。
□一戸建て売却時のトラブルの対処方法について
次は、トラブルの対処方法について紹介します。
1つ目は、書面でやり取りをすることです。
このようなトラブルを回避するためにも、売主・買主間での取り決め事は、どんな細かな内容でもしっかりと書面上に記載しておくことをおすすめします。
書面に記載することによって「言った、言わない」となるトラブルを避けることができ、話がこじれずにスムーズに手続きを進められます。
口約束で取り決めたことはトラブルの元になりますので、しっかりと書面で手続きをしましょう。
2つ目は、事前に情報収集を行っておくことです。
おそらくほとんどの方にとっては、一戸建て売却の手続きを行うのは初めてだと思います。
そのため、依頼する不動産仲介業者に任せきりになってしまう方が多いです。
もちろんプロの方に力を貸してもらうのは有効的ですが、全て任せきりにするのは避けた方が良いです。
どのようなことを言っているのかがある程度理解できるくらいの知識をつけておくことで、後々のトラブルを避けることもできますので、ネットなどを活用して必要最低限の言葉の理解をしておくようにしましょう。
□まとめ
この記事では、一戸建て売却時の手続きを行う際によく発生するトラブルの事例とその対処方法について紹介しました。
大田区、池上線沿線で一戸建て売却をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。