大田区 新築アパート プロデュース作品!vol.2
建築業者・ハウスメーカーさんの選定を始めました。
まずは私が元々付き合いがある方に連絡を取りました。
見積もりを出せる会社条件が合わないことで見積もりが出せない会社もありました。
不十分と感じたので、私の中でこの会社であれば任せても大丈夫であろうという会社にも数社声をかけました。
すべての見積もりを取り、内容を比較検討しました。
比較もなかなか難しいです。
会社によって登記費用が入っていたり入っていなかったり。外構費用が入っていたり入っていなかったり、建物の費用も入っているものは行っていないものいろいろあります。
それらを比較して、すべて施主さんに診てもらい判断してもらいました。
同時に信用金庫も選びます。私の付き合いのある信用金庫数社に連絡し、条件を出してもらいます。条件として、①連帯保証をとらない事。②金利が安いこと。
こちらについても、とんでもなく良い条件を引き出すことができました。こんなにいい条件出せるの?と驚いたほどです。
その時にいつも担当してくれている信用金庫さんからいわれたことが
「オーナーの〇〇さんはアパートのオーナーをするのが初めてで実績がありません、
なので今回の融資の条件として都築さんがアパート管理オーナーサポートをやることが条件です。」
うれしいこと言ってくれました。
建築業者の選定もローンの仮審査もOKがでて、次にやるのが間取です。
選定した建築業者からまずは間取りを作ってもらいます。
東京でアパートを建てる場合は、周りが建物に囲まれ、限られた敷地であることが多いです。
その中でいかに入居者さんに気持ちよく住みやすい間取りを考えるかが大切になってきます。
今回プロデュースしたアパートは、土地の大きさが約40坪、間口が狭いため、
部屋の大きさ、位置などはほぼ決まってくるのですが、細かいところはいろいろと修正することができます。
最初に図面を作ってもらうのですが、私はたくさんの賃貸のお客様とも携わってきましたので、入居者の気持ちを考えながら管理会社という立場からここを直してください、あそこを直してくださいと建売業者さんに話します。
今回も思ったのですが、建築業者・ハウスメーカーは建ててしまえば終わりなんだなぁ。と
入居者が過ごしやすいとか、管理がしやすいとか、ほとんど考えていないと感じました。建築業者ハウスメーカーの営業マンは一人でいろいろなお客様と契約しているので、同時に何棟も建築現場を持っている。さらに、ほとんどのお客さんはリピーターにはならない。家を1棟建てたら、どんなに満足しても2棟目を建てる一般の方はほとんどいない。
だから効率よく終わらせることが業界の体質なんだなぁと思いました。
我々のような管理会社は、これから何十年もそのアパートを管理し、入居者さんオーナーさんと向き合っていくので、そういう立場からオーナーさんに寄り添ってアドバイスができるということは重要だと感じました。
今回も建築業者さんに対して、ありとあらゆることを細かくお話ししたつもりです。
ライフアシストは、新築アパートを建てる際のコンサルティングも行います。
時間的にはかなり厳しかったのですが、3月末の完成をお願いしていました。理由は4月から転勤する方に住んでもらいたいと思ったからです。天候の問題もありすこし危ぶまれていましたが、無事3月29日に引き渡しを受け、4月中に満室にすることができました。
オーナーさんは満足してくださっています。
我々管理会社は、建物が完成して終わりではありません。まさしく建物が完成がスタートなのです。この先何十年もこの建物と共にオーナーさんの幸せに向き合っていきたいと思っています。